2007年10月16日

ジャンプ46号感想 七武海考察

映画「怪獣大決戦」
まるで、昭和期の映画ポスターを彷彿とさせる構図っ!



 スリラーバーグ編も佳境。

 前回、七武海の一人「バーソロミュー・くま」が上陸し、スリラーバーグ上には二人の七武海が登場。
 「くま」とも戦うことになるのか、興味は尽きないわけで。

 今回、オーズとモリアの両方と戦うことになり、ルフィは迷子で戦線復帰は厳しそうだし、霧も晴れたので残り時間はわずか。
 この先どうなるのよ? って状況になって展開が読めない流れこそ、漫画の面白さの真骨頂。
 来週が楽しみですなぁ、ホント。


 さて、今回気になるのは七武海の話。
 そもそも、ヨサクとジョニーの話が初出となったわけだが、最初は政府の飼い犬として紹介されたものの、ミホークは戦って去っただけなので不明なままだったが、その次のクロコダイルは古代兵器を復活させようとしたり、明らかに政府の飼い犬ではなかった。
 で、結局のところ、七武海は「くま」以外は命令を聞かないということが判明。ほとんど飼い慣らされていない。

 つまるところ、世間一般で言われている七武海の定義と、実際の七武海の条件は異なる、というところか。
 七武海入りを条件に、政府の言いなりになる契約を結んでるわけでもなさそう。
 そのあたりは、海軍本部にて、「ドフラミンゴ」が海軍将校を操って遊んでいたり、招集に対して6人中3人参加でも予想以上に多い、と思われているあたりからも分かる。むしろ、七武海招集=「くま」招集、を意味しているような気もする。

 そもそも、七武海が政府の犬とするならば、海軍本部・七武海・四皇(白ひげ、シャンクスら)がバランスをとっているという話は成り立たないような気がする。
 飼い犬というよりは、利害関係が一致している、対等な関係というところか。
 それなら、バランスを取るのに納得がいく。


 突き詰めてみると、政府側が七武海という制度を確立する必要性はどこにあるんだろうか?

 今回、ティーチの参加に際して、元の懸賞金を確認しているように、七武海入りの条件は政府の言いなりになることよりも、その知名度にあるように思える。世間からすれば、強い奴が政府の下についた、と見えるようにしている、とも取れる。
 クロコダイルが元8100万ベリーの賞金首だったことからも、およそ1億前後の賞金額がかけられるだけの知名度と実力が必要なんだろう。
 そのあたりは、(もちろん自分の頭よりも賞金額が上ということもあったんだろうが)ベラミーの手下たちが、当時のルフィの賞金額(1億ベリー)に驚きを隠そうとしていないことからも、1億の大台に乗ることの凄さを計り知ることができる。

 こうした、1億級の賞金首を、表面上だけとはいえ自分たちの配下に置くことで、民衆には政府への安心感を、海賊たちには恐怖感を与えることができる。
 それがバランスを取る、ということの意味なんじゃないかな、と思ってみる。


 じゃあ、もう一方で、海賊が七武海入りするメリットは?

 これは分かっている範囲では、自分の野望を達成するのに都合がいいから、ということだろう。
 ティーチも成り上がりのステップだし、クロコダイルは隠れ蓑にしていたし。
 七武海になることで箔がついたり、人々から信用されやすくなったり。


 結局のところ、自分の利益のためにやっているわけであって、決して政府のために動いているわけじゃないよと、ヨサクとジョニーの話を忘れた人の多くが抱いているであろうイメージそのまま、という結論で終わり。

 七武海は強いボスキャラの名称、くらいの感じでいいんだろうなぁ、ぶっちゃけ。
 ゲームにおける四天王、みたいな。


 ところで、もう一つ気になるのは、七武海入りしたティーチの情勢。
 「確かな実力を示した」ということだから、エースの敗北はほぼ確定したとして、その後は何をしているのか、というところ。
 懸賞金1億ベリー程度の実力ということで、エースの賞金額は不明だが、世界中で名の知られたエースを倒したということで、1億ベリー程度の実力を示した、ということなのか。
 それとも、エースを倒したのを皮切りに、白ひげ海賊団に何かしらの打撃を与えたのか?(もっとも、時系列を考えると、それは難しいだろうが) しかし、一方で、恐らくエースが追ってくると分かっていても、ルフィの首を狙っていたことを考えると、エースを倒しただけで実力を示した、ということにつながるのかは謎。
 エース+α、があるんじゃないかな、と思ってみたりする。

 どちらにせよ、世間でちょっとした騒ぎになっているということは、世間に「エース敗北」が広く知れ渡っているということで、「死亡して死体を磔にした」なり「背中や腕の入れ墨を剥がして晒した」なんかの、分かる形での知らせ方が必要になるような気もする。
 あとは、オレが前々から思っている、エースがティーチの手下になっている、とか。それで世間が騒ぐかどうかは、また別問題ではあるけれど。


 そんな感じ。
 本編も気になるけれど、張り巡らされた伏線が気になってしょうがない。
 とりあえず、続きをどんどん読みたいわー。



他、有力作品。

■ハンタ
 2回目やってた!
 ということに感動を覚えている時点でなんだかなーw
 飛び降りた二人、は誰だろうねぇ。会長は確か、後からやってくるはずだから違う? いよいよジンの到着かな? とりあえず、蟻側の増援でないことは確かなんだろうけどねぇ。
 まぁ、冨樫が、読者の想像の斜め上をいくのは確かなので、3回目も掲載していることを祈る。

■アイシールド
 ヒカ碁の時もそうだったけど、その作戦がどれくらい凄いのかがさっぱり分からないんだが、読んでるだけでなんとなーく凄いのが伝わってくるから凄い。
 凄い連発。

■ナルト
 まぁ、ここで自来也がペインを倒すわけはないと思っていたんだが、三人の因縁を考えるとむしろ捨て身でペインを倒してくれるかもしれない。その場合、うちはマダラに多分トドメを差されるだろうが。

■ネウロ
 石垣いいよ、石垣。地味にエリカ様も出てるしw

▲打ち切り間際
 歴史もの好きなんでベルモンドは応援したいが、最後が定位置になってるなぁ。意外と勇者学が順位上げてるし、こりゃスケットとベル様で決まりかねぇ。
Es

posted by sc at 22:06| Comment(3) | TrackBack(0) | 感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
たぶん、構図が!そう構図が!!(ry
オーズ戦ではゾロが結構かっこいいことになってますなw

クマさんはどこに旅行したい?とか言ってるし、物体を移動させる能力だろうね。
しかし、自分の身体を動かすのはどんな理屈かはイマイチ不明。
視界の全ても移動可能なのだろうか。

扉絵のゴッド・エネルが熱いことになってます。

>ハンタ
2回目やってた!
いやぁ、混沌としてまいりました。
ゴンがどこで暴走するかも楽しみだったり(ぉ

>SQジャンプ
ジャンプはSQJを全力で応援してるみたいね。
月刊の作品もジャンプの読みきりに出したり、
現役作家に応援メッセージ描いてもらったり。
ギャグ漫画日和 人気あるなw

>ねうる
石垣!
人気投票は神の見えざる手だ!諦めろ!

>打ち切り間際
勇者学はつまらないのやら面白いのやらが中途半端。
「面白い作品が出てきたらところてん」状態だと思う。
大亜門の復活マダー?
ベルモントのキャラは表情が少し固いから、生き生きとした表情になるといい希ガス。

Posted by 並 at 2007年10月16日 23:17
>ワンピ
 クマは質問した場所に飛ばしてるのか、妄想した場所に強制移動させているのか、良く分からないねぇ。スリラーバーグで戦うことはないとは思うけれど。

>ハンタ
 3回目もやってることを願うw

>SQジャンプ
 実はちょっと楽しみ。変態仮面とかやるみたいじゃん? あと、岸辺露伴。

>ねうる
 とりあえず、エリカ様にフイタ。
 良く見てないと気付かねー。

>大亜門
 話によると、もて王単行本最終巻で、ジャンプ復活はない、というようなことを編集部サイドから言われたらしい。手元にないので詳細は知らないけどなー。
Posted by Es at 2007年10月17日 23:48
>SQジャンプ
何?!変態仮面だと!!

>ねうる
エリカ様あったね、エリカ様。

>大亜門
復活ないかー、残念。
Posted by at 2007年10月18日 22:57
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